砥部焼は、300年以上も前からくらしの実用陶器として焼き始められ、安永4年(1775年)大洲藩主・加藤泰候はこの地方に埋蔵する磁器の原料を生かして、磁器の製法を研究するように命じ、安永6年、杉野丈助は苦心の末これに成功して今日の砥部焼をみるようになりました。現在砥部焼は国の伝統的工芸品にしじされそのよさを広くみとめられています。
梅山窯ではその伝統を受け継ぎ、「用と美」をコンセプトに暮らしの中で生きる器を製作しています。唐草をはじめ、自然をモチーフとしたシンプルで躍動感のある文様が特徴的で、あたたかみのある白磁の器に深い藍色と色絵で描かれたデザインは、飽きのこない伝統的な雰囲気を出しています。ろくろから絵付けまですべて手作業で、実用食器、額皿、花瓶などを製作しています。
丸みと厚みのある玉縁で、滑りにくく安定した器。写真は内側と外側に唐草が描かれており、料理を盛っても文様を楽しめます。大きさは3寸〜9寸(直径約9cm〜約27cm)までありますが、うどんなどの器としてよく使われている6寸(直径約18cm)が人気です。唐草以外にも、太陽、なずな、十草をはじめ、様々な文様をお楽しみいただけます。
詳しい情報江戸時代のころ、京都大阪を流れる淀川で交通の便として大きな船が運行されており、そこに食事をのせた小舟が近づき関西弁で「くらわんか、くらわんか」(食べませんか?)と言ったことが名前の由来です。不安定な船上で食べるため、底尻(高台)が高く安定性のある形が要求され、現在のの形となりました。瀬戸内海でも使用されており、その習わしが現在にも伝わって作られている、伝統のある器です。
詳しい情報陶磁器の表面をおおっているガラス質のである釉薬(ゆうやく)を底尻にかけており、テーブルなどに傷がつかないような配慮をしています。蕎麦つゆにつけるだけでなく、近年では小鉢のかわりやデザートなどの器としてや、草花を飾る小さな花瓶にするなど様々な使い方をされていいます。
詳しい情報縁の部分が切り立っている切立(きったて)の形をしている丸皿です。通常の丸皿と比べ、少し深みがあるため煮物などの汁物にも安心して使えます。収納するときも重ねやすく、手で持つにも持ちやすい形となっています。サイズは3寸〜1尺(直径約9cm〜約30cm)までありますが、中でも4.6寸が取り皿にちょうどよい大きさです。
詳しい情報深みがある形なので、鍋などの汁の多いものの取り皿にも使えます。サイズは3.7寸〜8寸(直径12cm〜約24cm)まであり、中でも3.7寸(直径12cm)の平鉢は砥部焼では珍しい薄めに作られているので、比較的軽量で使い勝手のよい器です。
詳しい情報商品番号:1335
高台が高いので安定感がある。
商品番号:27
高台に釉薬をかけているので、手ざわりが良い。
商品番号:579
梅山窯のすべての器に「梅」という手描き風の窯印が入っています。この印は、陶芸家の澤田じゅん(牛偏に享)によりデザインされたものです。
梅山窯では受注による生産を承っております。
既存の商品にないものでも可能な限りご相談に応じます。
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製品の品質を守るため、納期は原則2ヶ月以上が必要です。ご了承ください。